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この空の向こうに・・・うつ病日記

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この空の向こうに・・・うつ病日記
ブログ紹介
母を亡くし、姉からの酷い仕打ち、
うつ病、パニック障害になり、病院でのドクターハラスメント
病院に行くことも出来なくなった。
さらに、多重人格を併せ持つ僕の
過去、現在、そして未来。
そして、母を守れなかった後悔と母への思い。
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取調べ

2007/12/08 05:27
姉は病院の薄暗い通路に入るや否や、
先ず、担当医に合わせろと、
勝手に、母を終末処置中の部屋に入って行った。
あの状態の姉を勝手に歩かせると、大変な事になるのは
日を見るよりあきらかだった。
慌てて抑えようと止めに入る僕と旦那の手を、
信じられないような力で振り切り、勝手に入って行ってしまった。

まもなく、姉の怒鳴り声が部屋の中から聞こえてきた。
「あんたら、母ちゃんに何したの!
 どんな処置を、何時、どうやったのか、今此処で説明して!!」

返事は聞こえてこないが、続け様に姉の声。
「かあちゃん、うわーーー。
 なんで、なんで、なんでなんだよぉー。
 何でなんだよ!」

泣きながら怒鳴り散らしているが、やはり姉も母さんのこと、思ってるんだ・・・
その時はそう思った。
処置の邪魔になるからと、担当医と婦長らしい人に言われ、
僕と旦那で、無理やりに姉を部屋の外へ連れ出した。

救急処置室の中、ストレッチャーの上の冷たくなった母・・・・・
まるで眠っているかのように、穏やかな顔をしている・・・、
でも、もう目を開いてくれる事は無いんだ・・・、
もう、僕の名前も呼んでくれることは・・・二度と無いんだ・・・・・。
そう思うと、涙が止まらなくなった。
ぐしゃぐしゃに泣きながら、姉に、「もう出よう、迷惑になるから」
と言う僕に対し、姉は
「お前は、母ちゃんが死んでも平気なんかよ!!ふざけんな!!」
そう言って振り払おうとするが、旦那と二人、何とか引きずり出した。

外に出ると、刑事さんらしき人が、僕に話しかけてきた。
「あのぅ、私は○○警察の○○と言います、発見されたのは貴方ですか?」
そう言うと、テレビでしか見た事のない警察手帳を提示している。
「はい、僕ですけど・・・」
どうして警察に聞かれるのか、その時の僕には理解できなかったが、
病院での死亡と違い、母さんの場合、僕が帰宅したら亡くなっていた。
だから、死亡事件、若しくは死亡事故となり、警察が入った。
その時に僕は、何を聞かれ、何と答えたか全く覚えていない。

だが、姉が横で何か大声で言ってくるのが煩かったらしく、刑事さんは
「ちょっと向こうへ行って話しましょう、それから家族の方、その人を
 抑えていて下さい。」

そう言われて、刑事さんと僕の二人は、ロビーの端にある
休憩室のような部屋に入った。
そこでも、どう答えたかは、未だに解らない。

やがて、現場検証をするからと、警察の車両に乗って
実家に僕だけ向かった。
その間に、母さんは終末処置を終え、霊安室に移されていた。
警察の人と実家に入ると、近所の人が何名か集まってきて、
何やらひそひそと話をしている。
僕は正直、心の中で、
「集まって来ないでくれ!晒し者じゃないんだから!」
そう思っていたが、口に出せる筈もなく、
ただ公衆の目に晒される惨めさを感じていた。

部屋の中に入ると、ついさっきまで母さんが横たわっていた場所に、
まだそのままに座布団が敷かれ、タオルが掛けてある。
もう、母さんは・・・ここで暮らすことも無いんだ・・・。
もう、生きて帰って来られないんだ・・・、
そう思うと、泣けてきた、寂しくて悔しくて、辛くて・・・惨めで・・・。
あの時の気持ち、一生忘れられないでしょう、多分・・・。

泣きじゃくる僕を制するように、警察の人は冷たく
「さあ、泣いてないで、早くこっちに来て。」そう言い放った。
この人達は、人が死んでも平気でいられるんだ・・・、
母親を突然失った人の気持ちなんて・・・。
警察の人に連れられて帰宅し、周りの人に見られる気持ち、
考えてくれないんだ・・・。
そう思うと、まるで僕が母さんを殺して、警察に逮捕されたかのような
気持ちになった。

「さあ、何処に死体が有ったんだ、そこを指差して!」
どうしてそんなにきつい言い方するの?
僕にはそう思えた。
警察の人の言う言葉に従い、さっきまで母に心臓マッサージをして、
人工呼吸をした場所を指差すと、
「あぁ、そっちからじゃなく、こっち側から指差して」
そう言うと、何枚も写真を撮り捲っていた。
犯罪者になった気分だった。

一通りの現場検証を終えると、
病院まで送るからと、また警察の車に乗せられ、戻る事になったが、
その前に、点けたまま出てきた電気やら戸締りをしたいと言うと、
警察の人は面倒くさそうに、
「早くしなよ」ただ冷たくそう言った。
慌てて電気を消そうとして、
仏壇にお供えするために、朝作った味噌汁が、全く減らずに、
そのままテーブルの上に、置いたままになっている事に気付いた。
母さん、味噌汁も食べなかったんだ・・・。
そう思うと、僕には平気そうな顔で、朝
「気をつけて行って来な」
なんて言っていたけれど、
本当はかなり具合が悪かったんじゃないのか・・・・・。
それを解ってあげられなかった僕は、
母さんを殺したようなものじゃないのか?
やっぱり、僕が悪いんだ・・・、そう思えてきた。

改めて警察の人に急かされ、戸締りをして実家を後にしたのは、
何時間経っていたのか、それともつい今し方の事だったのか、
時間の感覚さえ無くなっていた。

病院に戻ると、刑事さんは担当医の人と何やら話し、
その後僕に声を掛けてきた。
「検死をしなくちゃならないんだが、どうする?司法解剖したい?
 それとも、解剖はしないで置くかい?」

僕は『解剖』と言う言葉を思ってもいなかったため、
突然の『解剖』の言葉に、全身に鳥肌が立った。
「いいえ、解剖なんて絶対にしないで下さい、切らないで下さい」
「でも、死因を特定するために、どうしても髄液を採らなくちゃ
 ならないんだ、それだけはさせてもらうからね。
 一応アンタの承認が要るんでね。」

「髄液って・・・頭を切り取ったり、切り開いたりしないんですよね?」
「頭切り取りゃあしないよ、はっはっはっは、ばーか」
僕の言葉を聴いてその刑事は、
静かな階段の外まで響き渡るような大声で笑っていた。
どうして?なんで?今、ばかなんて言えるの?この刑事は・・・・・。
あんたは慣れているから知っているだろうけど、
僕は解剖なんて知らないのだから、何処まで切られるのかとか、
髄液を採るのに、どんな所からどれくらい採るのかとか・・・
そんな事も全く知らないのに・・・。
悲しさと悔しさで、今にも大声で怒鳴りそうになるのを、
抑えるのに精一杯だった。

そこに、姉たちがやって来た。
姉は、時間が経つのを待ちきれなかったのか、かなり興奮していた。
「何やってるんだよ!!何ぐずぐずしてるんだよ!!」
「今、この人と話してるんだから、あんたはあっちに行ってて」
その言葉に、姉は更に怒ってしまったようで、刑事に大声で言い始めた。
「だいたい、アンタ達警察の連中がしっかりしてないから、
 母ちゃんは殺されたんだよ!!
 あの近所には誰でも知ってる変な人が何人もいるの
 知ってるはずだよね!!知らないなんて言わせないからね。」

「何っ!?」
その言葉に、刑事は怒ったようだった。
「何じゃないんだよ!、母がこんな事になる前に、
 警察がちゃんと見回ったり、不審人物を逮捕しとくなり、
 あの団地から出てってもらうなりしないから、
 だから何時かこんな事になるんじゃないかと私は思っていたんだよ!
 母が死んだのはアンタ達警察の連中の所為だからね!!
 この人殺し!!」

周囲の全ての人を遮って、姉は言い続けている。
「まったく最近の警察は、
 あっちこっちの県で散々問題ばかり起こして、警察はぶっ弛んでるから、
 だからその犠牲に母ちゃんはなっちゃったんだよ!」
「それに、司法解剖とかもしないで、母ちゃんが何で死んだのかなんて、
 解らないだろ、私は医療に従事している者として、
 絶対にこんな事認めないですよ!
 こんな病院なんかに連れてきたから、母ちゃんは生きられる物
 も殺されちゃったんだ。
 オマエもオマエだよ!何で母ちゃんが死んだか、解ってんだろうな!
 オマエの所為で母ちゃんはずっと苦労して苦労して、
 辛い思いばかりしながら死んでいったんだよ!、
 母ちゃんじゃなく、オマエが死んじゃえば良いんだよ、
 オマエなんかが生きるてるから悪いんだよ!!
 今、ここで死んじまえ!!」

刑事に続いて僕にも酷い言い方をしてきた。

姉は、以前歯医者の事務の手伝いをした事があり、
それだけで、医療従事者だと、いつも何処の医者だろうと
看護師だろうと、そう言っている。
でもついに刑事が怒ってしまい、姉を抑えるようにきつい言い方を始めた
「あんたはさっきから何を勝手なことばかり言ってるんだ!
 だいたい解剖の事だって
 今、こっちの人とその事について話していたんだよ!
 この人は解剖は望まないって言ってるんだよ!
 それともあんたは、
 そんなに死んだお母さんの体を切り刻みたいのか!!」

そう言われると、姉は更に怒りを剥き出しにし、
押さえつけている僕の顔を数発、拳骨で力一杯殴りつけ、
その後、刑事にも殴りかかった。
割れて床に飛び散る僕の眼鏡、
それでも、殴られても、ただ姉を押さえつけているしか出来なかった。

だが刑事は流石に慣れたもので、姉の事を簡単に抑えて、
「あんた酔っ払っているな!この人を殴ったりしたら駄目だろ!
 いい加減にしないと、これ以上は公務執行妨害で逮捕するからね!」

そう言われると、突然静かになった姉は、婦長さんらしき人と、おばさんや
旦那に連れられて、何処かへ行ったようだった。
「お姉さんだったよね、あの人、いつもああなのか?」
「いや、こんどは母が死んだので気が動転してるんじゃないかと
 思うんですが、申し訳ないです、ご迷惑をお掛けしました」
僕にはそれしか言えなかった・・・・・。

本当は姉が散々、母さんと僕にしてきた虐待としか言いようの無い
酷い仕打ち・・・・・。
それにずっと耐えて、苦しんできた母・・・
僕もその母を守るために、どれ程の僕の人生を犠牲にしてきたか。
そして、死ぬ前夜も、母は僕の車で姉を心配する気持ちで、
姉の家の横を、僕の車でそっと気付かれないように、
走って見に行ってきた事。
三日に一度は僕の車で、何年間もずっと、
暗くなってから同じように、車で見に行っていた事など。
本当は言いたい事は沢山あるんだけど、
でも今ここで刑事にそれを言っても、そんな事をしたら母が可哀想で・・・
惨めで・・・言う事が出来なかった。
でも、出来れば本当は分かって欲しかった・・・。
でも、言えなかった。
「じゃあ、それで良いんだね、大変だねあんたも、しっかりしなよ」
そう言うと刑事は、階段を出て行った。

でも、これから姉にもっと酷い事をされ、
死ぬより辛い目に合わされるのを、その時の僕には想像も出来なかった。
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死亡宣告・・・病院にて

2007/11/18 14:56
病院に到着し、そこから頭の中が一気に混乱した。
どうしよう・・・母さんが死んじゃう・・・
でも、何をしたら、今できることは・・・
あぁ〜どうしたら・・・
あっちウロウロ、こっちウロウロ・・・

病院の椅子には、腹を抱えた中高生の男の子と、どうやらお姉さんらしい
二人連れが座っている、男の子は苦しそうに腹を抱えて
今にもキレそうになって怒鳴り散らしている。
少しはなれた椅子には、老人男性がただ泣きじゃくっている。
最愛の人を亡くしたかの様子。
気が変になりそうだ・・・。
見ているのも辛い。

周りを見渡すと、携帯使用スペースがある。
とりあえずそこに移動するが、救急処置室の中が心配で、
体半分出してそこから電話することにした。
先ずは、とりあえず姉の家、もう時間は9時過ぎだから
皆いるだろう、そう思い姉の家に携帯から電話する。
どれだけ呼んでも誰も出ない。
何回も何回も電話するが、出ない。
その都度留守電にメッセージ残しているが、反応なし。

諦めて、母方の親戚の家に電話。
親戚のおばさんが出た。
「○○ですけど、夜すみません。実は、母が、帰宅した時に
  冷たくなっていて、今○○病院にいます。」
「ちょっと、えっ!」暫く言葉が無かった。
「直ぐに行くから、しっかりするんだよ!待ってなね」
「はい、早く来て・・・姉ちゃん電話でないんだ・・・」
もう泣きそうだった。

まもなく、看護師さんから呼び出しがあった。
もう心臓が破裂しそうなほど苦しい。
頭は一杯になって歩いて行くのも精一杯。
重いドアを開けると、色々繋がれた母がストレッチャーの上に
横たわっていた。
「あの、私、医師の△△です、息子さんですね。
  私達は何とか救おうとしたのですが、
  お母さん・・・もう反応が戻られないのです・・・。」

一番聞きたくなかった言葉・・・
直ぐ上の姉の時も、
父の時も、
そして、とうとう母の死亡宣告、
パニック寸前の状態だった。
「何とかお願いします、何とかお願いします、何とかお願いします・・・・・」
それを泣きながら、繰返し言うしかなかった。
「でも、もうお母さんは・・・申し訳ないですが・・・」
床に零れ落ちる僕の涙・・・どれだけ泣いても・・・
頭の中は、もうわけが解らなくなっていた。

無理やり了解させられるように、母の死亡を了承させられ、
私はドアの外に出された。

放心状態の私は、ただ、実家で母を抱き起こした瞬間の顔を
ボーっとした頭で、思い出していた。
多分あの顔は、一生忘れられないだろう。
今でも頭に焼き付いている。

どれくらい経っただろうか、親戚のおばさんと従兄弟が入ってきた。
「○○ちゃん、母ちゃんは、どうなったの!」
「さっき、死亡宣告されました・・・」
「そう・・・」
それを言うと、おばさんはただ泣いていた。
いや、母のために泣いてくれた。
その頃、だったと思うが、姉と旦那が病院に来た。
「○○ちゃん、母ちゃんは!」
「□□さん、・・・」
それしか言う勇気がなかった。
すると、おばさんが僕の気持ちを代弁してくれるように、
「あんたら何やってたの、何十回も電話したって言うじゃない」
「えぇ、家のが酔っ払っていて、
  電話なっても出なかったんですよ。
  そこに、長男が帰って来て○○ちゃんの電話聞いて、
  俺の携帯に電話くれたので慌てて来たんですよ。
  俺が母ちゃん死んじゃったんだよ、何してんの!って
  何回言っても、嘘だって言って、聞かないんで、引っ張ってきたんです。」

姉は、何故かかなり怒っていて、と同時に、相当酒臭かった。
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転落への序章(自堕落な私の顛末と天罰の始まり)

2007/11/18 10:22
2006年7月31日、私の母が亡くなりました。
朝私の出勤時には普通に
「気をつけて行って来いよ」
「うん」
「気をつけて行って来いって言ってんだよ」
「うん、大丈夫だよ」
これが最後の会話になってしまった。

帰宅時に、行きつけのガソリンスタンドに行き、
混雑していたので、近くの違うスタンドで燃料を補給した。
当時、私は体重115キロと大変太っていたため、
汗疹と股ズレが酷く、シッカロールを探しにドラッグストアーで
買い物、その後夕食の準備をするための材料を
スーパーに寄って買った後、
途中のコンビニでタバコを買って実家に到着。
時間は午後7時30頃になっていた。

車内で一服し、実家のドアの前に立つ。
あれ?電気が消えてる・・・・どうしたんだろ・・・・・。
とりあえず鍵を開けると、母はテレビの前にバスタオルを敷いて
扇風機をまわし、二つ折りにした座布団にタオルをかけて
上下共、下着一枚でうつ伏せに寝ている様子。
仕方ないなぁ・・こんな暗くなるまでこんな所で寝てちゃ風邪ひいちゃうのに。
最初はそう思うほど、母は穏やかに寝ていると思った。

だが次の瞬間、ゾッとするほどの嫌な感覚が全身に走った。
まさか!!!!!
「かあちゃん!!」
そう言って触れた母の背中は、既に冷たくなってしまっていた。
夢中で母を抱え上げ、仰向けにし、母の顔を見る。
苦しんだ様子は無く、ここ数年で一気に老いてしまったその体には、
力なく、手はダランとしていた。

でも、なぜか私はそこで冷静だった。
救急車を呼ぶと、
「人工呼吸とか心臓マッサージは出来ますか?」
の問いかけに、「はい」と答え、
十年以上も前に、前の会社でレクチャーを受けただけの
心臓マッサージと人工呼吸が、不思議なほどすんなりと出てきた。
と言うよりは、頭に一つ一つやることが声となって入ってきて、
その声に従うことで、救急救命処置を行うことが出来た。
不思議だが、そうなのだ。
多分、私が二十歳の時に亡くなった直ぐ上の姉(当時看護婦)が
そうしてくれていたように思う。

「先ず、軌道を確保して、首を伸ばすと気管が伸びるから」
その声で、首の下に、座布団をいれ、真っ直ぐに伸ばす。
「口を開いて、口をくわえるように、鼻を押さえるか一緒に咥えないと、
  空気が鼻から出るから、気をつける。
  強く吹かないと以外に肺まで入らないから」

その声に従い、人工呼吸をする。
初めて触れた母の口は、もう冷たかった。
3回ほど吹いては、排気を耳で確認する。
「肋骨の左右がくっ付いてるところの一番下、そこから拳骨一個分左に、
  左手を置いて、その上に右手を重ねる」

また声が聞こえた。その声に従った。
「強く、肋骨が折れるくらいに強く体重をかけて押す、
  速さは自分の脈拍ぐらい、10回やったら、また呼吸をやる」


声に従ううちに、いつの間にか救急車が到着。
それまで何分だったか、何十分だったか、何時間だったか、覚えていない。
夢中だった。
だが、救急車の職員が到着し、僕に代わり、今度はコンピュータ内臓の
電気ショックを発生させる装置をつけて、搬送に掛かる途中。
「かあちゃんは、もう失禁してるから、だめかもしれないよ・・・」
そう声は告げたのがその声が聞こえた最後の言葉だった。

何処をどう走ったのかは全く覚えていないが、病院に到着。
僕は母と私の名前や年齢、関係、発見時の状況を聞かれ、
母はストレッチャーに乗って救急処置室に消えていった。
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